アルプスと平和の国④ 武装中立の国

スイスは、20歳以上の男性には徴兵制度があります。

20歳の時に15週間の訓練を受け、その後36歳まで数年ごとに、十数日間の講習を受けて、通算で260日間の兵役につく事になっています。

核シェルターは、少し前まで新築や改築の際に義務付けられていた事もあり、普及率が100%に近いと言います。

20歳で訓練を終えた人は、銃を自宅に保管しています。
ただし現在、弾丸は軍で管理しています。

スイスは「非武装中立」ではなく、軍事力を持つ事によって、独立と自由を守ろうとしているのです。

また「永世中立」とは、自らは戦争を仕掛けず、参戦もしない事を宣言したものですが、一方的な宣言ではなく、中立条約を結んでいる他国によって、中立と独立を保障されています。

ある国がスイスに攻め込んで来たら、中立を保証した国は、スイスのために協力して排除する義務を負うのです。