スイスは永世中立国ですから、全国民が兵士と言えるでしょう。
スイスは伝統的な永世中立国で、どの国の味方もしない代わりに、戦争時には自国のみで戦わなければなりません。
このために、防備が固く、ヨーロッパ屈指の重武装国家でもあります。
常備軍はないのですが、国民皆兵制で20~30歳の男子には兵役義務があり、退役後も予備役か民兵に所属するシステムです。
非常時には、48時間以内に、22万人の動員が可能とされています。
また国際機関の本部が集まっており、がっちりとスイスをガードしています。
国際都市ジュネーヴには、世界保健機構(WHO)の本部があります。
中立国という理由、立場から、国連、赤十字委員会、国際オリンピック委員会、国際サッカー連盟など、多くの国際機関の本部が集まります。
国際機関の誘致は、他国の攻撃から、スイスを守る防壁であり、抑止力となっています。
国際都市ジュネーヴと言えば、国際都市という位ですから、聞いた話によると、今では住民の約40%が外国人という事です。
またジュネーヴは、大きな噴水「ジェット噴水」が有名ですが、街のシンボルとなっています。
1891年、スイス建国600年記念に造られた大噴水で、約140mの高さまで、一直線に水を噴き上げています。