スイスの祭り

スイスには全国各地に、様々な伝統的なお祭りが残っています。
その一部を書いてみました。

「ゼクセロイテン」

復活祭の後の月曜日にチューリッヒで行われるゼクセロイテンは、スイスの春祭りの中で最も有名です。

高く積み上げられたまきのてっぺんにベーグ(冬じじい)と呼ばれる人形を立てて、まきに火を付けます。


冬の悪魔を追い払い、目前にせまった春を迎えるお祭りで、人形の首が燃えて落ちるまでの時間によって、その年の夏を占います。

春になって日が長くなり、18時まで仕事が出来るようになる事から、この名前が付いたそうです。
ドイツ語でゼクスは6、ロイテンは「鳴り響く」という意味です。

チューリッヒでのゼクセロイテンは、とても盛大に行うようです。

スイスの冬は長くて厳しいので、春の訪れの喜びは、大きいんですね。


「スイス建国記念日」

1291年8月1日がスイスの建国記念日です。
この日には、家々は花やスイスの国旗で飾られ、各地でパレードやイベントが開かれます。

また、スイス建国の英雄として伝えられているウィリアム・テルの劇なども行われます。


「牛追いの祭り」

夏の間、草が豊富な山で放牧していた牛を里へ下ろして来るお祭りです。
花やベルなどで飾り付けられた牛が行列して歩く様子は、微笑ましいです。
綺麗に飾られた牛がパレードで歩いているのです。
(牛のパレードなんて、面白いですね)





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