スイスの鉄道の特徴ですが、
「ホームが高くなっていない」
スイスだけではなく、ヨーロッパの列車は、乗り口にステップが付いていて、そこを登って乗り込む列車が多いです。
日本の列車にはステップがなく、代わりにホームが高くなっている事がほとんどですが、スイスでは大きな駅を除いて、ホームは大体が線路と同じ高さです。
「バス」
山岳地方や小さな谷あいの村々など、鉄道が走っていない所へ行くにはバスが便利です。
中でも郵便業務も行うポストバスは、もともとは郵便馬車だったため、郵便物が届く所ならどんな所へもバスを走らせています。
今は旅客のみを運ぶ線も増えています。
チューリッヒの駅に行くと、車両には「スイスの州の旗」が描かれています。
ポストバスは、スイスのポストと同じ黄色に塗られています。
※フランスにあるスイスの空港について
スイスの鉄道についてではないのですが、
バーゼル駅からポストバスで約15分ほど行くと、飛行機の便数と扱う旅客の量においてはスイスで3番目の国際空港、バーゼル空港に着きます。
しかしバーゼル空港は実はスイスではなく、フランスの領土内にあります。
山が多いスイスで空港を広げる事は難しく、フランスとの話し合いで、両国共同の空港をフランスに作る事になったのです。
フランス名は「ミュールーズ空港」と言います。