スイスと言えば・・
「アルプスの少女ハイジ」
スイスの女流作家、ヨハンナ・スピリ原作の「アルプスの少女ハイジ」は、1974年(1~12月まで)テレビで放映され、当時の女の子たちに大人気でした。
今でもマンガやビデオの人気は高いです。
(あらすじ)
幼い頃に両親を亡くして1人になってしまったハイジは、アルムの山に住むおじいさんへ預けられます。
素直で優しい心を持つハイジは、毎日自然の中を元気に駆け回り、閉ざされていたおじいさんの心を開きますが、ある日ハイジは大都会に住む1人ぼっちの足の不自由なお嬢様、クララと一緒に暮らす事になります。
毎日山に帰りたいと思いながらも、ハイジはクララとの友情を深めて行きます。
「ウィリアム・テル」
この話は詩人で劇作家のシラーによって19世紀初めに作品化され、世界中に広まりました。
(あらすじ)
ウィリアム・テルは、スイス建国にまつわる伝説の英雄です。
その昔、ウィリアム・テルが住む村を支配していた代官は、いつも威張ってみんなに嫌われていました。
ある日、代官は命令に従わないテルに腹を立て、テルの息子の頭にリンゴを乗せ、それを遠くから矢で射るように、テルに命令します。
見事成功するのですが、再度捕えられたテルは、護送される時、嵐に乗じて逃亡し、代官を矢で殺します。
これを機にスイスの人々が立ちあがり、圧制者に迫り、平和な国づくりに励むようになりました。