スイスは、その美しさから「国全体が美術館」とも「世界の公園」とも言われています。
私も何度も旅行して、「どこへ行っても自然が綺麗で、豊かで、建物もお菓子のようにかわいらしくて、街も村もホテルも清潔で、おとぎの国というか、メルヘンというか、本当に夢の国だ」と思いました。
「国全体が美術館」「世界の公園」と言われているという事を聞いて、なるほど「国全体がおとぎの国」のようで、「国全体がメルヘンの世界」のようで、
私が「夢の国だ」と思ったのも、「確かにその通り」だったのだと思いました。
スイスを旅行した人は、「スイスはどこへ行ってもいい」と言います。
アルプスの山々と美しい街並みは、多くの観光局を呼び寄せます。
冬はスキーや登山、夏は花が一面に咲く草原を散策するハイキングが人気です。
スイスは国中が花であふれています。
どこもかしこも、花でいっぱいです。
山や森や野、丘、草原などの自然の中だけではなく、街や建物もそうです。
家の庭ばかりでなく、ベランダや窓辺にも花を植えて、街を飾り立てます。
お店にもホテルにも道にも、花壇があって花が植えてあって、街中が花で飾られています。
観光の国とはいえ、徹底していて、感心しました。
スイスにとって、「花は文化なのだ」と思いました。
アルプスの山々にも、花がたくさん咲きます。
草原に咲く花々、美しいお花畑、数え切れない位のたくさんの種類の高山植物。
1年の3分の2は、雪に覆われているので、3か月しかない短い夏に、花がいっせいに咲くのです。
私がラウターブルンネンの谷を散策している時に、現地の方から聞いたのですが、放牧の牛が花を食べてしまう時や、草刈りカマで草花を刈ってしまう時は、残念ながら花を見る事が出来ない時がありますとの事でした。